海の家にいってみたい
そろそろ本格的に海水浴のシーズンだ。
毎年知らぬ間に過ぎてしまう海開きは、今年はいつだ。
いつもニュースでみる海開きでは、まだ暑くなりきらずみんなちょっと凍えぎみなので、きっともうじきだろう。
海開き、プール開き。
これほど一年の中で私に関係のない行事もなかろう。
私は海が本当に大好きだが、海水浴に行こうと思ったことはいまだかつてない。
海で泳いだ後、身体が泥のように疲れるのもいやな感じだし、そもそもほぼ泳げない。
足の着かないところに行くのは根源的な恐怖をあおるし、水着も恥ずかしくて着られない。
日に焼けるし、芋洗いになるのは目に見えているし、海にはサメもいるし…などという御託であれば、イライラするほど述べることができる。
ちなみに、サメは動物の中で一番に近いほど大好きだ。
が、食われたくはない。
という程うるさい文句を言う私は、本来海に行ってはいけない身ではあるとはいえ、夏場の海水浴場でたった一つだけ抗いがたい魅力があるとすれば、それは海の家だ。
ほとんど海水浴に行ったことがないので思い出もごくごく希薄なものではあるが、海の家には美味しいものがたくさんある。
夏祭りの屋台で食べるようなソースまみれのヤキソバに、しょっぱいイカ焼き、あやしげなフランクフルトやアメリカンドッグ。
最近はどんなものがあるか知らないが、まあ大体に似たようなところであってほしい。
どれも非常にB級グルメの香り漂うやつである。
そしてやたらに高いやつである。
けれども、そんな暴利なやつでも、それを食べさえすれば夏の思い出は完璧なような気がする。
そのためにだったら夏の海に出かけてもいいな、と思っている。
子供達と海へお出かけ
この前実家に帰った時、姪っ子、甥っ子、合わせて6人の子供を連れて海に遊びに行きました。
引率者は、子供達のママである姉、弟嫁と、私の3人。
総勢9名の大所帯です。
みんなで各駅停車の電車に乗って、近くの海へ。
大人からしたら大した距離ではないですが、ちびっ子からしたらちょっとした旅行です。
中には電車に乗るのが初めてという子もいて、窓から見える景色を夢中になって眺めていました。
しかしまあ、子供が6人もいると大変です。
あっちへフラフラこっちへフラフラ、ちょっと目を離すと姿が見えなくなっていたりして、ひと時も目が離せません。
ようやく目的地の海水浴場に着いた頃には、ぐったり疲れきってしまった引率係の大人達。
子供達がキャーキャー言いながら海で遊んでいるのを見て、「体力あるなぁ・・・」と感心してしまいました。
若さに勝てるものはないですね。
海でチャプチャプ泳いだり、砂浜で遊んだり、焼きそばやかき氷を食べたりして、楽しい時間は過ぎて行きました。
帰りが遅くなると夕食の支度が大変なので、3時過ぎには帰宅です。
さすがに子供達も疲れてしまったようで、「もっと遊びたい」などとぐずる子供はひとりもいませんでした。
帰りの電車の中では、みんなうとうととお昼寝モード。
15分ぐらいで着いてしまう距離なので、すぐ起こさなければなりませんでしたが。
無事に家に着くと、ママさん達はすぐ夕食の準備です。
子供達はみんなで川の字になってお昼寝。
すっかり疲れてしまったようで、夕食の時間になってもなかなか起きてくれなくて大変でした。
その日以来、姪っ子達「また電車に乗ってどこかに行きたい!」とわめいてます。
海もそうですが、電車に乗ってお出かけしたのがよっぽど楽しかったんでしょうね。
田舎って、車移動が多くて電車に乗る機会ってなかなかないですから。
またそのうちね~なんて言ってごまかしてますが、私も楽しかったので、またどこかに連れて行ってあげたいと思います。