いつかしゃべりたい韓国語

普段は忘れているが、時々思い立つと韓国語を勉強している。
母親が韓流ドラマにはまり、それにつられて一緒に観ているうちに、韓国語に興味がわいた。
というお決まりのコースを辿っている。

韓国語は文法が日本語とほぼ同じだし、発音も結構分かりやすいし、漢字からの読み方を想像できて入りやすい。
それに、響きも可愛らしい。
それで、もう何年も一進一退を繰り返しながらこの外国の言葉を学んでいる。
まあ一向にしゃべれも書けもしない。
ドラマを観て、かつ字幕も出て、という場合であれば多少なんとなく、ぼんやりとは聞き取れるのだが、そこはやはり日本人然とした文法重視の外国語の教育を受けただけのことはある。
さっぱりである。
なんにせよ文法からきっちり理解しようとするからいろいろと問題がある。
理屈ばっかり考えていたのでは言葉が口をついてでてきやしない。
と、教育のせいにしたいが、ただ単に私が怠惰なせいで今をもって話せないのである。
さてこの前、インターネットの本屋で参考書を探していると、韓国の小学校の教科書が売っていた。
多分日本で言うところの、「あおいそら しろいくも」という文句が載っているもの、といったところだろう。
よっぽど買おうかと思ったが、不思議とその教科書がこの世のどこかに存在しており、いつでも手に入ると分かった瞬間にいらなくなった。
これがあればいつでも私は韓国語ができるようになる、と思い込んでしまったのだ。
そんなはずないのは重々承知である。
まったく不思議なことだ。
これも畢竟私の怠け癖の為である。
美しいハングルを理解するにはもうしばらく時間が必要のようだ。

高校卒業後、韓国へ留学し、韓国語を習得

外国語に関わる仕事の中で一番すばらしいと感じる時は、日本とその国の文化の違いを発見した時です。
特に、自分の知らなかった日本・日本語のすばらしい点が発見できると、感動すら覚えます。
言語は、その国の国民性を反映しています。
他国の言語を知れば知るほど、日本や日本語の美しさにも気付くはずです。
その一方で、大変な点は、言語が常に流動的で変化しているという点です。
歴史的な古い言葉もあれば、流行語などの新しい言葉が次々と生まれています。
現地にいれば常にその言語に触れられているために新しい言葉や流行語などに遅れをとることはないのですが、日本にいると、そういった言葉をリアルタイムで把握することは非常に難しいです。
現地のテレビ番組や音楽、ネットなどを常にチェックし、会得していくことが必要です。

外国語に関わる仕事は、常に勉強していくことが必要です。
翻訳や通訳などは、一目見ると、単価が高く効率のよい職業に思われがちですが、実は事前準備などが非常に多く、トータルで考えると利益率のよい職業ではありません。
また、その国の言語知識以外に多くの専門知識を必要としている場合が多いので、常に幅広い分野への関心を持っているとよいと思います。
また、個人の趣味や興味のレベルでもいいので、さまざまな体験をしていると、仕事にも生かせるでしょう。
この仕事は、人と人とをつないでいく仕事です。
自分の仕事で、他国の人々がお互いに分かり合えた場面に立ち会うと、非常に感動を覚えます。
また、さまざまな分野で活躍する人々にも出会え、仕事を通じて自分の成長を感じることのできる、やりがいのある仕事です。

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