大好きなイチゴに魅せられた私の副産物

イチゴが大好きな私。
あまり畑や自然に興味がなくても、いちご狩りのデートはすごく魅力的に感じます。
イチゴって昔から高級品のイメージでメロンのあの大きさからあの値段であるとしたら、イチゴの小さな1粒はグラム当たりに直すと相当高いと思います。

そう思えば、フルーツってすごく健康的な食べ物ですがなかなか値段が高くて手が出せないもの。
食べなくても栄養が偏るわけでもないし、お腹が減ってしまうものでもない。
そう思えば、贅沢なものだな…と思う私はますますイチゴ狩りの価値の高さに行きたくなってしまう憧れのデートです。
そして、この間イチゴ狩りに行ったのです。
私のそんな熱い語りを彼氏に話したら、「連れて行かないわけにはいかないだろう」と言ってくれました。
実際にイチゴ狩りに行ってみると多くの人でごった返していたのですが、やはり家族連れがすごく多かったです。
小さい子どもが私の様に「イチゴが食べたい」と騒いでいる姿を見て、少し自分が恥ずかしくなってしまいました。
イチゴって、なんとほとんどが水分なんです。
私はその時まであまり気にしたことがなかったのですが、なんでそんなことをイチゴ狩りで気がついたかと言うとすぐにトイレに行きたくなってしまうのです。
イチゴ狩りのシーズンは冬ですが、イチゴのハウスに入れば、とても温かく、暑いくらいで服を1枚脱いだのですが、少し汗ばむほどでした。
だから、冷えたからトイレが近くなったわけではないし、でも食べて少しするとトイレに行きたくなる私。
あぁ…まだ食べたいのにトイレが我慢できないとバタバタしている私の姿を見て、2回ほどトイレに行って戻ってくると彼が私の取り皿に大量のイチゴを取っておいてくれました。
もう俺はいいから、と少ししか食べていない彼はどうやら私のイチゴを取る係りに率先してなってくれたようです。
もう私の心の中ではこの彼は私の将来のパートナーになってもらおうとこの時思いました。
イチゴ狩りで経験したこのことで私はすごく大事なことに気がついたような気がしました。

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