最近友だちと小さい頃なりたかったものについて話したんですが。
小さい頃の夢って、今思い返すと「無謀だったなぁ」と思う反面、あの頃は何でもできそうな気がしたもんだ・・・と感傷的になってしまいました。
私の子供の頃の夢はたくさんあって、ケーキ屋さん、スチュワーデス、翻訳家(通訳)、探偵、学校の先生などなど・・・数え上げたらきりがありません。
結局のところ、どれもこれも1ミリもかすっていない人生を送っているわけですが。

夢を叶える人と、そうでない人の違い。
それはやっぱり、その夢に対してどれだけ本気かっていうことだと思います。
メジャーリーガーのイチローも、プロゴルファーの石川遼も、サッカー選手の本田も、子供の頃からの夢を叶えたんだそうです。
彼らの小学校の卒業文集を読んだことがあるんですが、初めて読んだ時はびっくりしました。
小さな子供とは思えないくらい、将来の夢がはっきりしていて、自分がやらなければならないことがわかっているんですよね。
3人とも、自分の夢に対して絶対的な覚悟があったんだと思います。
私の場合、ちょっと興味の対象が変わるだけで将来の夢もころころ変わっていたし、そこに「覚悟」なんてありませんでした。
覚悟を持って突き進んでいれば、今頃は有名パティシエ?世界を股にかける翻訳家?なんて。
そんな都合よくいかないですよね、人生。

まぁでも、そこまでシビアに考えなくても、イチローとか本田の方が特殊なんであって、子供の頃の夢なんてそんなものかもしれないですね。

自転車で日本一周旅行

最近自転車に乗るようになった姪っ子が「自転車で日本一周旅行するんだ」と言い出しました。

最近、小学3年生の姪っ子が自転車に乗るようになりました。
正確に言うと、以前から自転車には乗れたんですが、小学校の決まりで交通安全講習を受けるまでは乗ってはいけないことになっているのです。
小学校のグラウンドで行われる講習を受ければ、堂々と自転車に乗ることができるわけです。
私も小学生の頃はそうでした。
堂々と自転車に乗れることが嬉しくて、友達とどこに行くわけでもなく自転車を乗り回したものです。

姪っ子も同じです。
講習を受けて以来、毎日のように自転車で遊びに行っています。
行き先は友達の家や図書館、市民センターなどでしょうか。
どこへ行くにも自転車です。
今までは、ママに車で送ってもらったりしていたので、一人でどこかに行けるのが嬉しくてしかたないみたいです。
その気持ち、とってもよくわかります。

家の近くを自転車でペットの散歩

この前なんかは、「自転車で日本一周旅行するんだー」と言ってました。
「おおー、それはすごいねぇ!おみやげよろしくね」なんて話していたんですが、冷静になって考えると自転車で日本一周旅行って相当しんどい苦行ですよね。
でも、たぶんそれは、私が大人になったから肌で感じることができることなんです。
例えば、精神面、体力面、金銭面。
子供のうちはそういう現実的なことがわからないから、素敵な夢を見ることができるわけです。
私も子供の頃はイカダに乗って世界一周とか夢見ていたなぁ、としみじみしてしまいました。
今考えると恐ろしい行為ですが(笑)。
叶うかどうかはわかりませんが、姪っ子の素敵な夢、応援しようと思います。