バレンタインの大きなミスに気付いた私
バレンタインの前日にスーパーに行ったらすごい光景を見たのです。
平積みされたチョコの前で3人の男の子たちがじっとそのチョコレートを見ていました。
年齢はたぶん小学校就学前位の4~6歳でしょう。
近くに保護者の方はいませんでした。
その子たちの背の1.5倍くらいある山積みになっているチョコの山から離れないので私は危ないのではないかと冷や冷やしていました。
すると一人の子がつぶやいたのです。
「ねぇ、あの子からチョコもらえるかな?」と4歳くらいの子が言いました。
「だって結婚の約束しているなら、本命チョコもらえるんだろ?」とお兄ちゃんらしき6歳くらいの子がさらに驚くべき回答を口に出しました。
「義理チョコっていうオチもあるかもな…。」とさらにもう一人の子が言いました。
なんでしょう、最近の子どもたちのスキルの高さ!
私がまだこの時期は確かに女の子はませていましたが、男子がこのような言葉をしていたのは聞いたことがありませんでした。
でも、私は女子。
もしかしたら、この世の男子は2/14ほどいやな日はないかもしれません。
そう思ったのが、さらにレジ打ちしているそのスーパーのおばさんでした。
「私の息子、去年、義理さえももらえずに帰ってきたのよね…。」と私に話してくれたのです。
そうか、男子にとってチョコとは義理でもいいから欲しいものなのかもしれない、特に学生時代は!
そんな私は今年多めにチョコを配りました。
なんかそうしなくちゃならないような気持ちになったのです。
男の子たちのあの姿、そしてあのおばさんの言葉、義理でもチョコはチョコなのか!
そう思うと、ふと大きなミスに気がついた私…父にあげていませんでした。
今週末は実家に戻り、父に義理チョコを私に帰りたいと思っています、あぁお父さんごめんなさい。